母音と子音って・・・
ふつう、大人は言葉を文字に当てはめて聴いていると思います。
「ごはん」という音を聴いたらひらがなの「ごはん」か漢字の「ご飯」が頭に思い浮かぶのではないでしょうか。もちろん、お茶碗に盛ったごはんも思い描くかもしれませんが。
まだ文字を知らない小さな子は、とにかく聞こえたとおりの「音」として覚えるわけですが、その時の聞き間違い、言い間違いに面白い特徴があると思ったので、書いてみます。
それは、母音と子音が別々に入れ替わることがあるということ。
特に、音節が3つ以上あると発音が難しいらしく、間違って言うことが多いです。
「ごはん」
GO HA N
これを、知花は
「ががん」
GA GA N
と言うことがあります。
「みかん」
MI KA N
も
「かかん」
KA KA N
になっているので「ごはん」と区別が難しいですが。
「とけい」
TO KE I
これを以前、
「へじょん」
HE JO N
と言っていました。
「だいじょうぶ」
DAI JO BU
「あぽぶ」
A PO BU
GO HA N
GA GA N 音節数は三つで保存。GOHA→GAと合成され、繰り返している。
MI KA N
KA KA N 音節数は三つで保存。MIが省略され、KAを2回繰り返している。
TO KE I
HE JO N 第1第2音節が交換。「と」がうまく言えず「じょ」になった。
DAI JO BU
A PO BU Dの音もJの音も省略され、B→Pになり繰り返している。
こうして並べてみると、母音はわりと上手に聞き取って話しているように思えます。子音は数が多くなると処理しきれないみたいですね。
そして、処理しきれなくなると、同じ子音を重ねてしまうようです。
「わんわん(犬・動物)」「かんかん(電車・踏切)」「ぶっぶー(自動車)」「てって(手)」「ままー(ママ)」「じぃじ」「ばぁば」などの同じ子音を重ねた言葉は比較的上手に発音できるのと、
「あっくん(=やっくん:私のことです)」「あし(足:発音は英語の"th"ぽくてathiみたいな感じ)」「おっぺ(ほっぺ)」など、母音+子音ひとつの言葉は上手に発音できることから考えると、
多数の子音を処理することの方が、母音を処理することより高度なのかもしれません。犬は母音は聞き取れるけれど子音は聞き取れないという話を聞いたことがあります。つまり「じょん」という名の犬を「ごん」と呼んでも、犬にとっては同じなので、喜んで「わんわん!」と返事すると言うことです。人間だけが高度に聴覚が発達したので子音を聞き取れるのだとか。
今のところ知花は、ひとつの単語の中の子音は一個までが上手に扱える限界のようです。これがしばらくすると、だんだん増えていくのでしょう。
しかし子どもの発達というのは、好奇心をそそられるテーマです。面白いですね。
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